1回目ヨード治療終了

2015/12/19(土)22:09:56

スケジュール

入院前

 2~4週間前:チラーヂン中止 チロナミン開始
 入院直前~2週間:チロナミンの中止(その他の薬は継続)
 入院直前:血液検査

入院

入院日(1日目):12:45頃にI131服用 内服後2時間絶食
2日目~3日目:特にやることなし 1日1回はお風呂に行くことと1日3回血圧・脈拍・体温をはかる
退院日(4日目):8:30頃に先生が線量を測りに来てくれ、それが終わったら退院可

退院後

 1日目:検査・甲状腺シンチグラフィー 検査後チラーヂン再開

入院前

甲状腺ホルモンが全くでない体

前回の記事にも書いた通り、少しずつ、でも確実に体調が悪くなっていきました。
甲状腺を全摘しているため、自分では甲状腺ホルモンの生成を行うことができません。
なのに、甲状腺ホルモンの補充を行わないわけですから、
甲状腺機能低下症になるのは当たり前のことです。

2週間も甲状腺ホルモンがない状態で大丈夫なんだろうか。
ぶっ倒れたりしないだろうか。
なかなか起きれなかったりしないだろうか。
と私は結構心配していたのですが。

私が自覚した症状は以下の通り。

  • 無性におなかが減る
  • 倦怠感
  • 嗜眠傾向
  • 鬱傾向
  • 体重増加

人それぞれで、いろいろだとは思いますが、
私の場合は生理前の数日間のひどいのが2週間続いた感じがします。
PMSのひどい版みたいな。

無性におなかが減る件は好きなものが食べられないストレスもあったかもしれませんが。

子どもを寝かしつけるときに一緒に寝てしまい、起きれなかったこともしばしば。

鬱に関して。大学時代に心理学をかじったことがあるためか、鬱に関してはそんなに偏見がないほうだとは思います。
自分に合ったストレス解消方法は心得ている方ではありますが、
完全に鬱にならないかということとそれとは別です。
誰でも鬱になります。性格的に鬱になりやすい人、なりにくい人もいます。
でも、誰でも鬱になる可能性があります。なりにくい人だってなることはあります。
心の問題だけじゃなく、体の問題からも鬱になる可能性があります。

私の場合、イライラし通しで、自分の病気を悲観したり、周囲に当たったり、夜中に一人で泣き出したりしていました。
そして、それを自覚していて、抑えられない自分にまた悲観しての負のスパイラル。
仕方のないことですが、自分の心のケアが自分ではできなくて、どうしようもないスパイラルに落ち込んでいました。
仕事のときは仕事のことだけ一生懸命になって、何とか平衡を保っていましたが、
それでも決断力とか判断力は下がっていた気がします。

これは一人で抱え込まずに、第三者(特に医師)に相談したほうが良いと思います。絶対。
もし私が第三者でこの状態に気づいてあげられたら、絶対に医師に相談するように勧め、しないなら私から医師に連絡するぐらいの暴挙に出ます。

仕事

復帰から休業まで出勤日は9日間。その間で(小さいですが)一つのプロジェクトを一人でやり遂げて、
トラブルがあっても大丈夫なように完全に引き継いでから休業に入らないといけないという状況でした。

しかも、上司は忌引き。忙しくて、仕事をためてた後輩が持ってた仕事を割り振られました。
後輩と言っても、大学できちんと専門知識を身につけた上で独身でバリバリ仕事してる彼と
大学・大学院と6年も世間様の役に立たない自己満足の研究をして全く畑違いの仕事についてからも3年も産休・育休とって時短している上に傷病休暇までとってる私とは経験差は歴然でしょうが。

でも、私にだってプライドもあるし、デキル女ぶりたかったので、頑張って仕事しました。
かくいう私、追い込まれた状況になればなるほど仕事に燃えて、生き生き仕事できる性質があるので、
逆にこういう状況で良かったように思います。
調べものとか、提案書作成とか(提案書作成も好きですが)、そういうダラダラやってしまいがちな作業じゃなくてよかったんだと思います。

仕事は座ってパソコンに向かって作業をするので、
特にめちゃくちゃ疲れたとか、鬱っぽかったとかそういうことはほぼなかったです。
ただ、間食がやめられませんでした。みかんとかバナナとか。

入院前の検査

入院前の検査は血液検査だけでした。
恐らく甲状腺ホルモンの数値がどうなってるかを確認するためじゃないかと思います。たぶん。

ネットでチラーヂンをやめなくても直前にTSHの代わりとなる成分(タイロゲン)を筋肉注射してヨード治療をするという方法があると読みました(ヒトチロトロピンアルファ法)。
メリットとしては
 甲状腺機能低下症にはならない
デメリットとしては
 副作用が結構きつい、高額

私にはそういう選択肢が提示されなかったし、あまりやる気にもならなかったのですが、
もし気になったら主治医に相談したら良いと思います。

入院

持ち物

入院の案内には

  • ティッシュペーパー1箱
  • バスタオル・タオルなど4~5枚
  • 安全な靴
  • 下着 4~5枚
  • 食器(持ち帰らないでよい箸、スプーン、フォーク、コップなど)
  • 補食
  • 気分転換できるもの(ただし、退院時にすぐに持ち出せない場合あり)

とありました。
それ以外に必要なのものが

  • 洗面用品(シャンプー・リンス・洗顔・体を洗うタオル)
  • ガム・飴ちゃん
  • ウェットティッシュ
  • お茶・水等
  • 着替え

補食(おやつ)についてですが、
便にも放射能性物質が含まれるので、便秘にならないように寒天の入っていないヨーグルトを勧められました。

ガム・あめちゃんは薬を飲むと、唾液量が減る可能性があり、
それを増やすためにあったほうが良いとのことでした。
ウェットティッシュがあったほうが良いのは、べたべた触った後でも拭けばなんとか線量が下がることがあるので、あった方がよいです。

お茶・水はもちろん水道からも汲めますが、
抵抗がある場合はヨードが入っていなさそうなお茶や水を持ち込んだ方が良いと思います。
私の場合、水とお茶、それからティーパックとコーヒーを持ち込みました。
私の場合、コーヒーを飲んだらトイレが近くなるので、早く放射性物質を外に出すのに良いかなーと思ったためです。

注意するべきはメガネ。
持ち出せない場合があるので、注意が必要です。
私は3泊4日ワンデーのコンタクトレンズでしのぎました。

下着は着替えたら洗ってビニール袋に入れて置いたら持ち出し可能だったようですが、
良い機会だったので、捨てて帰りました。
入院中の着替えは病院で借りることができるので、その方が良いと思います。
退院後持ち出せなかったり、洗濯もわけたりとあとあと面倒なので、今回は借りました。

放射性ヨードのカプセル

1日目の9時ごろに入院で、入院中の過ごし方や診察、足りないものの買い物などが終わり、
11:45分頃に先生が薬を持ってきてくださいました。
鉛の容器(ラピュタでシチューが入ってそう)の中に瓶に入ったカプセル。
カプセルにしたときからどんどんと放射線がでる量が減るらしく、何月何日服用って指定があります。
見た目はごく普通のカプセルなので、何も考えなければ普通に飲めるのですが、
これ飲むと子どもたちとしばらく会えないなーとかなんとか考えてしまい、また少しセンチメンタルな気持ちに。

服用後の症状

放射能は目に見えるわけではないので(それが怖いところなのですが)、飲んですぐは特に変わったこともなく。
ただ、飲んだ日の夜に顎(リンパ?)が痛くなりました。でも全然我慢できる程度です。

他に症状としては

  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 味覚がおかしくなる
  • 便秘
  • 口が乾く

などがあるようです。

1日目は快調だったのですが、
2日目になりおなかが減らなくなり、食欲がなくなってきはじめ、
3日目はごはんも残すようになり…。

あと、やっぱり欝々とし、夜寝れなかったり、夜中に起きてしまったりしていました。

でも味覚はおかしくならなかったです。

入院中のご飯

入院中のご飯はもちろん禁ヨード食。
味がついてないほうれん草とか。病院食に輪をかけて味がついてないものでした。つらかった…。

朝・昼・晩、部屋の小窓にもってきてくれて、
看護師さんから「持って行ったから取って食べてね!」と言われるまで待機。
持ってきてくれた看護師さんがいるのに小窓をあけてしまったら、看護師さんが被ばくしてしまうためです。

容器はディスポ容器(捨てられるお弁当箱みたいなの)で、食べ終わったらごみ袋に入れて置いておきます。

退院後

退院日

退院日の朝、8時半くらいに先生が線量をはかりに来てくれました
線量の下がり方は人によって大きく変わることはなく、ほぼ同じとのことでした。
あとは持ち出したいものの線量をはかって、持ち出し可能か調べてくださいました。
Androidタブレットを持って入っていたのですが、なんとかOKいただきました!
まあ、なくてもサブ機なので、大丈夫だったのですが。

携帯は薬を飲む前に電源を切ってカバンに入れておいたので、全く問題なし。

退院後はヨード解禁で、何を食べようか迷ったのですが、私はたこ焼き
もちろんたこ焼きには出汁が使ってあるし、上に鰹節のってるので、
禁ヨードの間は絶対ダメな食べ物でした。

バリバリの大阪人の私はたこ焼きにもいろいろこだわりがあって、

  • 生地にキャベツは入れない(京都や兵庫では入れるところもある模様。そんなんお好みボールやん)
  • 生地にネギは入れない(父はネギ入りが好きなのですが)
  • 生地は出汁が命
  • 上にかけるのはポン酢・辛子マヨネーズ・ネギ・鰹節が至高(もちろんしょうゆ、ソース、何もつけないなども好きですが)
  • ポン酢は旭ポンズがベター
  • 外はカリッと、中はふわっとが理想
  • たこは大きすぎず、小さすぎずが基本

と書き出したらとまりません。
自分で作るのがベターですが、結局くくるで買いました。
ちなみに私の中のたこ焼きランキングトップはアチャコです。ポン酢辛マヨはここで出会いました。

退院後2週間は子どもとの接触は禁止のため、自宅には帰らず、妹の家へ行きました。

退院日翌日

甲状腺シンチグラフィーのため、再度病院へ。
特に採血とか、絶食とかなかったのですが、
麻酔科のペインクリニック(肺の部分切除の手術後の痛みのコントロール。痛みなんかないですが)と検査があって、
タイミングがとれず、結局検査が終わるまで絶食…

甲状腺シンチグラフィーは台にのってじっとして40~50分。板が結構目の前まで来るので、目をつぶってたら確実に寝ます…。

シンチグラフィーが終わったら、1か月ちょっとぶりのチラーヂン!
病院のレストランでちょっと高めのご飯を食べてチラーヂンを飲みました。
帰りは少し元気だったかも!

その後

妹は仕事でほとんど家をあけているので、
あまり気兼ねせず、ぼけっと過ごしています。
ただ、コンビニまで行くのにえらい坂を上り下りしないといけないため、
なかなか出かける気になりません…。


コメント
  1. 拝見させていただき、参考になります。現在チロナミン服用中、1/16からチロナミン中止 1/30入院ですが、今回カプセル3個服用なんですが、前回アイソトープ(術後1ヶ月時はtairogen注射して行ってカプセル1つでした。今回は7カ月たってます。浸潤部分を叩くそうです。
    1/16からが 制限食 及びチロナミン中止 主様のような辛さが出るのかな…
    ちなみにカプセルは何個飲まれましたか?又全摘したらクスリで生きてるのに2週間もクスリ飲まず大丈夫なのか心配で眠れない時が度々あります。制限食もだるくつくれるか、1人なので心配です。

    1. パパイヤ様
      コメントありがとうございます。

      私の場合、1回目はカプセル1個、2回目はカプセル2個でした。
      チロナミンを中止すると、日に日にだるさが増してやる気をなくしていくため、制限食を通販で買うか、自分でたくさん作って冷凍しておくのをおすすめします。
      1回目の時は確か肉みそを大量に作って、白ごはんと食べたり、レタスに巻いて食べたりしていました。

      何人かの先生に聞いたのですが、ヨード治療は本当に人それぞれで、あまりだるさが出ない人もいれば、辛くて辛くて…という人もいるようです。
      あまり心配し過ぎない方が良いです。ストレスをためたり、心配しすぎたりことがこの治療に対しては一番ダメなことだと思います。必ず乗り越えられますので、「毎日の面倒な服薬はしなくていいし、2週間肉三昧」ぐらいの気持ちの方が良いですよ!応援しています!

  2. ありがとうございます。私の場合はカプセル3個と言われてます。喉 の腫れ 、唾液が出ない、胃痛など辛さがあるみたいな事を言われて不案が募ります、1回目のカプセル1個 の時は術後1カ月でのアイソトープは口内炎が出来 食欲が出ず苦労しましたが、今回8ヵ月経っての事なのでどうなる事やらです。
    とにかくやらなくてはならず仕方ないですね。
    前向きに考えようと思います。

    1. >パパイヤ様
      カプセル3個…!私は未経験ですので、何とも言えませんが、その分副作用も強そうですね。
      私も1回目より2回目の方が唾液腺の腫れ・痛みが強かったように思います。ただ、痛みが強いと言っても我慢できないほどではありませんでした。
      脱毛や嘔吐など派手な副作用がない治療ですが、地味に辛いので、本当に気の持ちようで乗り越え方も変わると思います。
      肚をくくって治療に臨むしかないです。がんばってください!

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