甲状腺全摘後初めての診察

目次

左の甲状腺は正常だと思ってた

甲状腺を全摘して初めての診察でした。
鼻水と咳がまだあって、やっとこさ薬がもらえる~とうきうきしながら、診察に行きました。

先生に「退院後風邪をひいて、鼻水と咳が…」というと「それぐらいですかー?」との返事。
現在鼻水と咳が全てです。ええ。

そのあと、風邪でしんどい時に少し重い話ですが…と先生が切り出されました。
もともと右の甲状腺が腫れて、手術したら濾胞癌で、その後の治療のために残っている正常な左の甲状腺を取ってしまったつもりでいたら、
左の甲状腺には2mmの乳頭癌が!というお話でした。

乳頭癌は1cm未満は手術適応にしない医師もいるぐらい、おとなしい性質の癌で、
また甲状腺癌の85%前後を占める比較的メジャーなものです。
何十年も甲状腺の中にあっても気づかないままの人もいてはるくらい。
なので、別にあっても2mm程度だし、そんなに難しく考えることはないとのことでした。

今後の治療

転移と思われる肺の影を切除してからヨード治療をするか、
肺の切除は行わずにヨード治療をするか、という話をされました。

肺の切除をしようと思います、と先生に言ったら、
「その方が良いと思います」と言われました。

ヨード治療の効果を高めるためには
病巣をなるべく少なくした方が良いだろうし、
悪いものはとってしまった方が安心です。

フットサルができなくなってしまっても、
命にかえることはできません…。

チラーヂン増量

チラーヂンは現在50μg×2錠でしたが、
明日から50μg+100μgになりました。
甲状腺ホルモンを補う役割の他に、甲状腺癌の働きを抑える働きもあるそうです。

朝晩に少ししびれが残る気がするので、ワンアルファも続けます。

先生に風邪の薬いりますか?と聞かれたのでお願いしました。
副鼻腔炎などに使う薬だそうですが、
クラリスとムコダインが出されました、
クラリスは抗生剤、ムコダインは痰切りの薬です。
ただ、即効性がある薬ではないので、少し長めに飲むようにとのことでした。

今回の処方は以下の通り

ワンアルファ錠0.5μg 朝夕食後1錠ずつ 30日分
チラーヂンS錠50μg
チラーヂンS錠100μg 朝食後1錠ずつ 30日分
クラリス錠200 200mg 朝夕食後1錠ずつ 21日分
ムコダイン錠500mg 毎食後1錠ずつ 21日分

呼吸器外科に紹介

肺の切除はもちろん耳鼻科ではできないので、
呼吸器外科に紹介されました。

呼吸器外科の先生はとても気さくな大阪弁のおっちゃんで、
大変好感が持てる方でした。

CTの結果を見たり、PETの結果を見たりしながら、

「右にも左にもなんかありそう~」

この前、耳鼻科の先生は左、と仰ってましたが、
実は左と思ってたのは右だった模様で、
でも左にもなんかよくわからないもやもやがある気がするとのことで、
再度精密なCTを撮影することになりました。

次回は呼吸器機能の検査や採血などをします。

内分泌内科へ紹介

ヨード治療のために内分泌内科へ紹介されました。
大学病院といえど、ヨード治療のための隔離病室は2床しかないそうで、結構待つそうです。
女性の場合、最短で12月の半ばとのことでした。で、そこを予約してもらいました。

2床のうち、男女1床ずつなのかなあ。

全国でもヨード治療は最低半年待ちとのことで、もっと増えないものかなあと思います。
難しいんだろうなあ。

ヨード治療に関しては明日詳しく書きます。

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