術前検査、そしてその結果

目次

朝から検査

朝から採血、尿検査、負荷心電図検査(階段登ったり降りたりした後に心電図をとる)、スパイロ(肺機能検査。勢いよく息を吐いた後、最後まで吐ききる)

負荷心電図、単純な反復運動が苦手な私。長距離走とか走るだけの競技が嫌いです…。苦痛でした。メンタル弱いです。
でも、妊娠中の糖負荷検査のサイダーよりはマシ(炭酸が超苦手なので、ビールも飲めません)。
余談ですが、糖負荷検査のサイダー、炭酸抜きか微炭酸を作ってほしいです。割と真剣に。

スパイロもちょっと苦手でした。
元演劇部のため、息を少しずつ長く吐く練習なんかはよくしてたのですが、
一気に勢い良く吐くというのが難しかったです。
まあ、でも芝居をやめてもう10年以上経ってるので、関係ないかもしれませんが。

いったん帰宅

三女は自宅で母にみてもらっていたので、授乳のためお昼は一度帰宅。
おっぱいをあげながら、ご飯を食べてすぐまた病院へ~

お昼からは胸部レントゲンと甲状腺の超音波検査、麻酔科の術前外来、それから耳鼻科の診察。

甲状腺の超音波検査でもまた細胞診。もうグリグリも慣れてきました…。
「超音波で血管とかよけて取ってるので、出血とかありえないけど、もし痛みが引かなかったり、腫れてきたりしたら連絡してください」となんだか大学病院の先生は強気だなあと変な感心をしたり(笑)
でも3回細胞診した中では一番痛くなかったかも。

麻酔科の術前外来でも、特に問題なし。
偶然にも先生の研究と私の仕事が少しかぶっててその話をしたり。

そして診察と検査結果

前回の細胞診の結果

前回先生にとってもらったエコーを使わない細胞診の結果は
クラス3
「濾胞腺腫」の診断をいただきました。
おそらく、良性だろうとのこと。

今日の各種検査の結果

尿検査、負荷心電図、スパイロ、レントゲンは見事に異常なし。

超音波と細胞診の結果は後日。

血液検査のチェックがついた個所は以下の通り
MCV(平均赤血球容積):僅かに正常値より低い
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量):僅かに正常値より低い
CRP(C反応性蛋白):僅かに正常値より高い
サイログロブリン:めちゃくちゃ高い

MCV、MCHが低い場合、鉄欠乏性貧血を疑われると思いますが、
授乳中のため仕方ないと思います。
CRPはどこかに炎症が起こっていると高くなります。風邪引いてました。

サイログロブリン…、甲状腺に異常が起こっているときに高くなる数値ですが、
前回は1000以上で計測不能でした。
今回は…1933 正常値は30前後以下です。

やっぱり、早めに手術決めてよかったねと先生が仰いました。

濾胞腺腫で手術をした方が良いと言われるとき

濾胞腺腫は良性・悪性の判断がつきにくく、ほぼ確定診断は手術後となるそうです。
なので、悪性と疑われるものは手術して取ってしまった方が良いようです。
神戸の隈病院のHPによると、細胞診にて悪性だと診断されるのは以下の所見が見られるとき

  • 腫瘍組織の外側に存在するカプセルを腫瘍細胞が破っている
  • 腫瘍組織内の血管の壁を腫瘍細胞が破っている
  • そして、悪性を疑う所見は以下

  • 腫瘍が触診で硬く、表面がデコボコで不整の時
  • 細胞診でクラス3以上の時
  • 超音波検査で腫瘍の内部が充実しており、境界のラインがスムーズでなくデコボコの時
  • 経過観察中に腫瘍が大きくなっている時
  • 腫瘍の大きさが4cm以上の時
  • 血液中のサイログロブリンの値が非常に高い時(1000ng/ml 以上の時)
  • 今回の診察で、「細胞診クラス3」、「増大傾向」、「腫瘍の大きさ」「サイログロブリン高値」の4つが当てはまり、
    充分に悪性を疑う用件がそろっているのがわかりました。

    悪性だったら、がん保険が出てプチリッチやわ~などと、このときは軽く考えていました。
    先生もたぶん良性~と軽かったので、大きいし、腫瘍とらなあかんのか~くらいにしか思ってなかったんです。

    先生も「サイログロブリン以外は異常なしやし、なんか忘れてないか不安になるわ~。次会うは入院日ね!」とCTの予約を取ってくれてその日は終了。

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